「種子」をテーマにシェアReadingの会

9月30日、台風24号がくる直前の午前中、毎月恒例の季楽荘(横浜市緑区中山)でのシェアReadingの会を開催しました。
今回のテーマは「種子」。

種子をテーマにシェアReadingの会
種子をテーマにシェアReadingの会

種子周りの話題アレコレ。知らなかった、では済まされないかも。

種子法が廃止されたのがむしろ好機?


種苗法の改正とその後の附則によって、300を超える種類の野菜のタネの自家採種が罰則付き(10年以下の懲役、1000万円以下の罰金!)で禁止され、さらにはそれが共謀罪の対象になる??


ゲノム編集って何?安心なの?


種子と農薬をセットで販売する企業に対して諸外国はどんな対応をしているの?


そして、命がけでタネを守ってきた科学者たちの涙なしには読めない物語、、、。

タネをめぐるアレコレの動きが出ている今だからこそ、みんなで種子について話したい!ということでのシェアReadingの会開催。


台風によるやむをえないキャンセルもありましたが、4人で濃い時間を過ごすことになりました。

次回のシェアReadingの会は

10月26日(金)10:00~12:00

テーマは「肉を食べる

季楽荘(横浜市緑区中山)で開催します。
詳細はこちらをご覧ください。

「種子」をテーマに読んだ本

民主党政権時代の元農水大臣がによる著作。「本当に?」と驚くことも多く、これは調べてみないと!とみんなの意見。

さまざまな事例も紹介しつつ、種子法廃止をめぐるあれこれを解説した本。

 

食の持続可能性という軸の元に、過去の飢饉やそのために必要とされる種子の多様性についての本。命がけで種子を守った科学者たちの記録。

いろいろな植物による生き残り戦略がおもしろい。果物や野菜、穀物を見る目が変わる。

ブックレット。いろいろな人の意見があり、読みやすくまとまっている。

 

ゲノム編集について数冊読んだが、ダントツにわかりやすく、おすすめ。

 

埼玉県で固定種のみを扱う種子屋さんの本。固定種とF1の違い、品種改良の方法などの解説がわかりやすい他、ミツバチ消失の原因の推論が興味深い。