まずは前菜4種お任せで。一皿ずつ出してくれるのも嬉しいのです。
瞬間燻製したしらすと紫キャベツ。
届いたばかりで今から味見するから、と、すぐにその後出してくれたのが「レモンメロン」と自家製の猪豚の生ハムを合わせたもの。
ハモとなすの寒天よせ。青唐辛子と長芋のソース。
タコとオクラとフノリのサラダ。
さらに2品。
黒米を加えた**(なんだっけw?)のムースにビーツのソースを添えて。
淡路島の黒鯛に黒にんにくとマヨネーズを合わせたソースを添えて。
実はこちらのお店で使っている野菜の多くは、横浜にある「虹色畑」でシェフ自ら育て、自転車で運んできているもの。野菜も新鮮で美味しいのです。
ここでちょうど届いたのが、淡路島の北坂養鶏場の卵、もみじとすみれ。
どちらも純国産鶏。
茶色い鶏が産む濃いめの赤卵がもみじのたまご。
黄身が濃く、生で卵かけご飯がおすすめとのこと。
白い鶏が産む薄めのピンクの卵がさくらのたまご。
黄身が濃く大きく、白身にコシがあるので泡立てにもぴったり、と。
でも、さて、実際は?ということで、どちらもシンプルに目玉焼きにして、モンゴルの岩塩とともに。
おしゃべりを止め、一同、無言で双方を食べ比べです。
ちなみに私は、白身も黄身ももみじの方が濃厚で好みでした。
辻シェフ曰く、「日が経つとまた味わいも変わりますよ。特に一週間後くらい」
え?また一週間後に目玉焼きを食べにこなくては、、w?
そして次も食べ比べ。
淡路ビーフと淡路牛。
淡路ビーフは、なかなか手に入らない貴重品とのこと。
どちらもレアに焼いてくれました。
どちらがどちらなのか、、、。
紫玉ねぎのソースが添えてあります。
まずは手前左の肉から。
肉らしい味わい。焼き上がりがカリッとした感じ。男性的な印象。
そして右へ。
驚くような滑らかさが印象的。肉質が緻密。いくらでも食べられてしまいそうな感覚に。
右が淡路ビーフ、左が淡路牛、でした。
淡路ビーフは、
兵庫県産但馬牛の品種
淡路島で生まれ、兵庫県で育った牛
他、さまざまな基準をクリアした牛で、年間200頭ほどの生産とのこと。
より詳しくはこちらをご覧くださいね。
そしてチーズへ。
このくらい種類が揃う店は、都内でもそんなに多くはないかもしれません。
欲張って、全部ほんの一口ずつくださいとお願い。
すっかり満足したところで、「さ、テラスに移動しましょう!」と辻シェフとともに店を出て、最近オープンしたというもう一軒の店ル ポタジェ ド クエルクスに移動。
最近は辻シェフはこちらの厨房に立っているとのことですが、故あって本日はビストロにいたのです。
内観を撮影するのを忘れましたが、落ち着けるいい感じの空間です。そしてトイレがユニークすぎます(笑)。これは行ってのお楽しみ。
シメは、淡路島産のキヌヒカリを利用したクラフトビール「あわぢ米ビール」を生で。
これは多分まだ都内で飲めるのはここだけ、とのこと。
スパークリング、白、赤、そしてシメのビール。
5時間に渡る「辻シェフ劇場」は最高でした。
こんなに楽しませてくれた辻シェフと、一緒に楽しんでくれた、食べるのが大好き&話が多岐に渡っておもしろすぎる友人たちに感謝!の一夜。
こういうワクワク感を与えてくれる食事には、本当に心からごちそうさまでした!と頭を下げてしまうのでありました。
これぞ、外食の醍醐味!
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