氷で日本茶を淹れる

しばらく眠りが浅い日が続いたので、もともと弱いカフェインをしばらくできるだけとらないでみようと思っていたところ、友人が「水出しにすれば緑茶のカフェインが少なくなりますよ」と教えてくれました。

たっぷりの氷を茶葉の上にのせてじっくり時間をかけて日本茶を淹れる

そういえば昨年の夏、別の友人が「玉露を氷で淹れると美味しい」と話していたのを思い出し、玉露ではなく普通の煎茶ながら、急須に茶葉を入れた上にたっぷりの氷を入れて1時間ほど、氷が溶けるまでおいて「氷出し」をしてみました。

これが同じお茶?

いや、まあ、ちょっと一口含めばおそらく驚くと思います。

 

「これが同じお茶?」

 

湯で淹れる場合に比べて渋みや苦味のもとになるカテキンとカフェインの抽出が抑えられることで、旨味と甘みのもと、テアニンの味わいが前面に出てくるのです。お茶の旨味を存分に味わえる感じ。

ちょっと前に、自分ではとても買えない宇治の高級茶をプロに淹れていただいたことがあり、その旨味の強さに驚きました。我が家で普通に飲む煎茶を使っているのでそれにはさすがに及ばないものの、お茶には「旨味がある」ということを再認識させられる一服でした。


これなら夕方に飲んでも眠れなくはならなそうだし、カフェインを控えなければいけない方々にも朗報のはず。


ぜひおためしください。