同じレシピで料理を作っても、調味料が違うと、実は出来上がりの味が相当違ってしまいます。
日々の暮らしの中で、食材をすべてワンランクアップするのは大変ですが、調味料はケチらずにいいものを揃えると、材料は変わらないのに普段の料理が格上げされます。
オイスターソースは、もう絶対コレ!です。
中国を旅していると、安食堂で、茹でたレタスにただオイスターソースをかけただけ、のような料理に出くわすことがあります。隠し味としてのオイスターソース使いはしても、こういうオイスターソースの使い方は受け入れられないと思っていたのですが、これなら、スプーンでそのまま舐めても美味しいです。
気仙沼の復興に尽力していた知人が秋葉原のチャバラに出品していたことから、3年ほど前に「お付き合いで」買ったのが出会い。ところが、これが、本当に美味しくて、それからはこればかりを買っています。もう他のオイスターソースには戻れません。
このオイスターソースで作りました。
北京に住む娘から「ママのあの料理どう作るんだっけ?」とメッセージがきたことで、「そういえば最近作ってなかったな」と作ったのがコチラ。
普段は牛肉で作っていますが、今回は半額ラムが家にあったのでそちらで。
ラムに、みりん、醤油、酒同量とちょっぴりごま油&生姜とニンニクのみじん切りで下味をつけたら、片栗粉をまぶす。
パプリカは一口大に刻んで油通しする。
油を引いた中華鍋でラムとトマトを炒めたら、パプリカを戻して、醤油とオイスターソース同量で味付け。
だけですが、これがと〜っても美味しくてご飯が進みます。
やはりオイスターソースの美味しさで一味違うのです。