ごでんや閉店を惜しむ→祝・香港出店!

次は香港で!
片道2時間かけても通っていた京島の「ごでんや」が、香港に進出するため、今月末に店を閉めるという。そんなわけで、今月は2回お邪魔して名残りを惜しむことにした。

ほおづきに赤貝、クリームチーズの組み合わせ。彩りも美しい
ほおづきに赤貝、クリームチーズの組み合わせ。彩りも美しい

この店の最大の魅力は、和にとらわれない自由な発想のコース仕立ての料理と、それぞれに酒を絶妙な燗で合せてくれることにある。そもそも、酒が燗のしかたでこれほど味わいや印象を変えるとは、ごでんやオーナー五嶋慎也氏に出会うまでは知らず、おそらくこれができるのは、今も彼しかいないと思う。

弟の千裕氏が作る料理も、さまざまな素材に和のテイストも加えつつ、生のハーブや世界各地の調味料や酒を合せるその変幻自在さが異彩を放っていて、刺激になること多々。

ごっしーこと五嶋慎也氏。カウンター席では真剣に燗をつける姿を見ることができる
ごっしーこと五嶋慎也氏。カウンター席では真剣に燗をつける姿を見ることができる
鰻の蒲焼きにポルト酒をあわせ、生のタイムを。今回一番好きだった一皿。悦凱陣と。
鰻の蒲焼きにポルト酒をあわせ、生のタイムを。今回一番好きだった一皿。悦凱陣と。
料理担当千裕氏。彼が香港人の舌を唸らせるのがなんとも楽しみ!若干27歳
料理担当千裕氏。彼が香港人の舌を唸らせるのがなんとも楽しみ!若干27歳

私なりの解釈の「世界の料理」を作り、それにごっしーさんが燗酒でマリアージュを試みるというライブ感満載の「旅するように楽しむ日本酒と料理の会」を、プレの1回も含めると、合計4回開催してきた。このごでんやさんを会場にさせていただいたこともあった。
横浜での第一回の様子はこちら(2013年4月)
ごでんやでの第二回の様子はこちら(2014年1月)
代々木上原CASEギャラリーでの様子はこちら(2014年7月)友人の陶芸家・我妻珠美さんの個展のクロージングイベントとして

香港店はセントラルの近く、12月の開店とのこと。
香港進出のごでんやでもやらせてもらえるかな?
まずは、とにもかくにも、香港店ができた暁には、お酒とおいしい食をこよなく愛する仲間たちと訪れようと、ワクワクな楽しみがまた増えた。

お酒と食をこよなく愛する仲間たちと
お酒と食をこよなく愛する仲間たちと
すっかりいい気分です!この店を訪れるといつもHAPPY!
すっかりいい気分です!この店を訪れるといつもHAPPY!