「アンチ」エイジングではなく、「ウェル」エイジングを目指したい

今年は年明けから高熱→2月末まで体調不調。その間は出来る限りいろいろな活動をセーブしてきた(って、今日ある方からのご指摘で思い出したのだけど。それほどもう記憶の彼方w)。

 

4月後半はとにかく肉体的にかなりハードな2週間。その直前に軽いぎっくり腰。コルセットにカイロで乗り切った。

60代、70代の元気な女性たちを、若い人たちにも知ってほしい

残念ながら、若い頃のように動こうとすると、やはりカラダに無理がくるなと実感。自分のカラダとココロの言うことに耳を傾けながら暮らす必要も感じる。


とはいえ。


60代、70代の元気な女性たちと出会うことも多いこの頃。
彼女らに共通するのは、何か夢中になるものをもっていること。

 

シワはあるし、白髪だって増えるし、老眼にも悩むし。
寝不足や深酒をすれば翌朝に響く(だろう)し。

でも、彼女たちはたぶん若い人たちが見たってほんとうに魅力的。


こんなふうに楽しそうに生きている人たちがたくさんいる。
彼女たちが若い頃に実現したいと思ったことのすべてを貫くことができたわけでは必ずしもないかもしれない。
寄り道たっぷりでここまで来たかもしれない。
それでも今、彼女らは、ピカピカの笑顔で元気に精一杯人生を楽しんでいる。


自分が若い頃には、ロールモデルとするべき女性たちが見えなかった。
そういう繋がりがなかった。
今はSNSを通じて、さまざまな、人の生き様を感じることもできる、その気さえあれば。

「アンチ」エイジングではなく、「ウェル」エイジング

「アンチ」エイジングという言葉は彼女たちには似合わない。

むしろ、年を重ねることで魅力を増しているのだと思う。

さまざまな経験ー必ずしも楽しいこと、快適なことばかりではなくてもーを積み、乗り越え、糧にさえしての飛び切りの笑顔の深さは計り知れない。

「アンチ」エイジングという言葉には、若い頃に持っていたものにしがみつくというイメージが強い。

若さゆえの特権は、誰もが平等に失っていく。
それに替わる、あるいはそれ以上のものを積み重ねて自分の内に取り込む。

しがみつく「アンチ」エイジングではなく、もっと積極的に、美しく深く熟成し、皺も白髪すらも魅力と思わせるほどの「ウェル」エイジングを目指したい。