和食が無形文化遺産になる一番のメリットとは?

「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されることが決定しました。

 

農水省のサイトによれば、今回「申請」した和食(「和食;日本人の伝統的な食文化)」の特徴とは以下の4つとのこと。

多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重

栄養バランスに優れた健康的な食生活

自然の美しさや季節の移ろいの表現

正月などの年中行事との密接な関わり

登録されることで、保護するための継続的な措置が求められる。それが一番のメリット

富士山の世界遺産登録と同様、無形文化遺産に登録されると、それを保護するための継続的な措置が求められるといいます。

 

実はこの登録決定による一番のメリットはここにあると考えます。

和食に意識、関心がむくこと。

和食っていったい何?と私たち自身が改めて考える契機となること。

NHKが青柳文化庁長官の海外におけるエセ和食に関するコメントを紹介していますが、そういったことよりもまず、守るべき和食とは何なのか?という議論が国内で深まっていくことが大切と考えます(個人的には、ある国の料理が世界に広まる過程で現地化していくことは避けられないし、それで問題はまったくないと考えています。日本における外国料理店においても、現地の人からみたら「?」というものは多々のはずですが、それが由々しき事態とはまったく考えていません。反論はあるでしょうが、私の個人的な意見です)。

たとえば平成27年度末までに、学校給食で使う食材について地元都道府県でとれた食材を3割以上使用することなど、国が具体的な数値目標を定めた計画を作りはじめたことの方がずっと貴重と考えます。

私自身もまた、和食とは何かを、改めて考える機会にしたいと思います。