マクロの視点では「無理」と思うことも、ミクロから積み上げれば、、、

マクロで見たら「とても届かない」「どう解決したらいいかわからない」と思う課題でも、ミクロ=食卓、キッチンという視点から、一つずつ、一人ずつが積み上げていったら、届かないはずの頂上がもしかしたら見えるかもしれない。

 

そんな活動をしていきたい。

ちょっとだけ行動を変えることで未来が変わる可能性を「見える化」したい

今、目の前にある食事がおいしいこと、家族や仲間とテーブルを囲むことができることは日々の小さなシアワセ。

そのシアワセがずっと続くためには、ちょっと先のこと、食卓の上だけでなく、その周りのことも考えて、少しだけ行動を変えていく必要があると思っています。

「少しだけ行動を変える」ことで未来が変わることを「見える化」したい。

たとえば乾物をもっと作って食べることで何ができるのか?

米粉のレシピ開発を始めたのは、田んぼのある風景が好きだから。

 

乾物の普及をしたいのは、こんなことから。

軽い→買い物がラク、輸送の際のCO2削減

常温保存可→冷蔵庫に過度に頼らずにすむ、エコ

長期保存可→好きな分量だけ少しずつ使うことができるので少人数世帯にぴったり

地方でのスモールビジネスがうまれるかも?

究極は、飢餓の地域に食べものをもっていくことができるかも?

といった乾物のさまざまな可能性について、多くの方々が共有して日々の行動をちょっと変えたら、いろいろな可能性が開けてくるかもしれない。

料理のレシピを作ることでその利用を拡大していきたい。
またその延長線上で、いろいろな方々と協力して、この動きを広めていきたい。
 
今年立ち上げた乾物ドライカレーパンプロジェクトもこの一環。

パン屋さんに乾物入りのドライカレーを作ってもらい、その売上の一部を黄砂の原因でもある内モンゴルの緑化プロジェクトに寄付するプロジェクト。
お知り合いのパン屋さんがいたらぜひご紹介ください。

乾物をもっと作って食べてPEACEな世界に!

共感の輪を広げて、未来にむけて動きたい

私にできることは限られています。

だからいろいろな方のお知恵をかり、お力添えをいただき、未来の食を考え、それにむかってできることは何かを考え、しくみを作っていきたい。

 

年度初めの今日、改めてそう思います。

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コメント: 2
  • #1

    尾島多恵子 (月曜日, 01 4月 2013 13:51)

    乾物Every Dayを購入して、参考にさせてもらっています。
    乾物について知らないことが多いと気付きました。
    料理も限られたものしか作っていないことにも・。
    愛知県刈谷市は切干大根(細く切ったもの、短め)が特産物として、冬の時期、産直でたくさん売られます。
    我が家の冷凍庫にもこの切干大根が保存されています。(長期の保存には冷凍がよいので・・)
    私はボランティア団体を立ち上げ、食育キャラクター食まるファイブを使って、食育推進活動を行っています。
    その一つとして、刈谷市農政課に協力して、昨年、最強のしょくまるカレーコンテストにかかわりました。刈谷市内5.6年生から応募してもらい、グランプリとなったものが切干大根入りカレーでした。もちろん、農政課から愛知県や刈谷市特産物を使って・・とあったのですが。
    この3月給食にこの最強のしょくまるカレーが出され、刈谷市内の幼稚園、小、中学校のみんなが食べました。4月1日発行市民だよりのトップページ(表紙)に子どもの笑顔が載りました。かかわったこのカレーがこうしてみんなに紹介されたことは、うれしいことでした。
    切干大根を使ったものして中華料理店が肉まんを出していますし、お菓子屋さんが切干大根入りおかき(塩味、醤油味)も考案して売り出しています。刈谷名物になるようにと・・。乾物をとおして私もいろいろなことを考えていけたらと思いました。
    話が長くなってしまい申し訳ありませんでした。これからもこのブログを楽しみにしています。

  • #2

    サカイ優佳子 (月曜日, 01 4月 2013 13:56)

    尾島様
    コメントありがとうございました。
    いろいろなところで、それぞれの人たちができることを積み上げていくってとても大切と思います。
    ブログをお読みいただき、ありがとうございます。
    共感の輪を広げていきたいですね。
    またご活動、いろいろな情報およせください!