高知市はりまや橋にあるOrganic Food Bar Seedz。
このオーナーのジョン・ムーアさんと一緒に、在来種の野菜、その種についての話、五感を重視した食のワークショップ「食の探偵団」のミニプログラム、そして在来種の野菜を使った料理を召し上がっていただく(デモンストレーションや、皆さんに一部作っていただくなども含む)ワークショップを開催してきました。
素材に力があるからこそのシンプルな料理を召し上がっていただきました。
五種合せ大根
江戸時代から続く種で作った大根だから、江戸時代の料理レシピ「三種合せ大根」をアレンジ。生の大根(5種類)、切干し大根、たくあん、大根の皮、貝割れ大根を、カツオだしと梅干し、生姜で調味しました。
大豆マッシュのポテサラ風ナッツ和え
茹でた在来種の大豆をマッシュにして。ポテトの替わりに。
ジョン・ムーアさんが「これだけあればいいくらい。大鉢1人で全部食べたい」と絶賛。
手打ち米粉ストレッペのレモンソース
高知の棚田でとれた米の粉、レモンも土地のものもを使って。目の前で手打ちして茹で上げて召し上がっていただきました。
発芽豆の炒めもの
在来種の豆を4日かけて発芽させたものを目の前で炒めます。
味付けは塩胡椒のみ。豆のおいしさ、初めての食感のはず。
ジョン・ムーアさんの「種を保存していきたい」という思いを形にしたレシピとして提案しました。豆は生きている、種!ということを理解してほしかったのです。発芽している豆をご覧いただく前に、「この豆の中で発芽するものはどれでしょう?」というクイズも行いました。
鶏肉と大根のシンプル煮 with在来種の唐辛子ディップ
抗生物質を使っていない鶏肉と在来種の大根を使ってひたすらコトコト煮て塩胡椒だけで味付け。これにみんなで作った唐辛子ディップをつけて。
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