上海一日目 初めて食す「鶏斗米」

上海人数名から「ここが一番好きな上海料理店」と勧められてでかけた瑞福園

絶品という噂の黄魚(いしもち)のスープも、生煎も、6時半開店すぐに入ったというのに売り切れ。予約していなければ口にできないものと知ったが後の祭り。それほどの人気店ということらしい。平日だというのにほぼ満席。

鸡斗米をはじめて食す

鶏斗米と川エビの清炒
鶏斗米と川エビの清炒

お決まりの紅焼肉や海蟹皮(くらげ)のゴマ風味酢の物、蟹肉入り獅子頭、小龍包などなどの他、「鶏斗米」という見慣れない言葉にひかれて、川エビと鶏斗米の清炒を注文。

さて、この鶏斗米、蓮の実を連想はしたのだけれど、蓮とはちょっと違う。

新潟の正月料理にトッピングする「ととまめ」という、いくらを茹でたものがあるのだが、これをちょっと固めにした感じの食感。
弾力も多少ありつつ、茹でたナッツのような感じでもあり、、。
鶏という言葉がついていることから、「鶏の目玉だったら気持ち悪すぎ」と息子。 

あとでネットで調べてみたら、やはり蓮の仲間らしい。

なんで鶏なんていう言葉がついているのだろうという疑問には、以下の写真をご覧あれ。

たしかにそう呼びたくなる形
たしかにそう呼びたくなる形
で、割ると中にこんなふうに
で、割ると中にこんなふうに

この実の皮をむいて食す。

 

中国語のサイトしか見つからないので読み取りきれないことはあるけれど、食用としても薬としても使われ、古い書物の中で「不老」「延命」の力があるとまで言われているとのこと。

 

食べものとしての性格、効能は以下「甘性平,入脾、肾、胃经,具有滋补强壮、补中益气、固肾涩精、补脾止泻、益肾止渴、开胃进食、助气培元之功能」

これは是非買って帰っていろいろな料理を考えてみたいところ。